INTRODUCTION
ヌードとアートの危険な出会いから生まれた、 |
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創業60年。世界中のセレブや文化人を夢中にさせ、“女性の美しさ”の定義を塗り替える、パリを代表するカルチャースポット<クレイジーホース・パリ> パリのシャンゼリゼ通りの近く、ジョルジュ・サンク。夜になると、世界各国から噂を聞きつけた人々が、続々と吸い込まれていく スポットがある。1951年に創立されて以来半世紀以上もの間、パリカルチャーの中心に君臨し、ついに入場者数が600万人を超え た<クレイジーホース>だ。ムーラン・ルージュやリドと並ぶナイトショーとして幕を開けたが、現在では他とは一線を画す革新的な 芸術作品を生み出し、女性からも熱狂的な支持を得る、世界にただひとつのエンタテインメントの殿堂なのだ。 ステージが幕を開けた瞬間、観客から驚嘆のため息を奪うのは、ダンサーたちの徹底したプロ意識によって磨き上げられた完璧 な肉体。その黄金比から繰り出されるエレガントかつダイナミック、時にアクロバティックなパフォーマンスに、計算されつくした緻密 な音響とライティングによる、音と光のアートが官能的に溶け合っていく──。 この魅惑の聖地に巡礼を重ねる者たちの中には、セレブリティも数多く名を連ねている。ビヨンセ、スティーヴン・スピルバーグ、 ナオミ・ワッツ、U2、カニエ・ウェスト、ジェイ・Z、クリスティーナ・アギレラ、ジャン=ポール・ゴルチエ……リストは、まだまだ続く──。 天才クリスチャン・ルブタン× 鬼才デイヴィッド・リンチ。 アートとは変化し続けることだと発信してきたクレイジーホースは、2012年に史上初のゲスト・アーティストを招く。シューズデザ イナーのクリスチャン・ルブタンだ。クレイジーホースのダンサーたちの美しさにインスパイアされて、ハイヒールのデザインを始めた というルブタンにとって、そこはまさに自らの原点。自身のブランドが、ちょうど設立20周年を迎えようとしていたこともあり、彼に とって宿命のプロジェクトとなった。 ルブタンたっての希望で、鬼才デイヴィッド・リンチが音楽を手掛けることに。映画界における唯一無二の存在であると共に、今や 画家、音楽家としてもその稀有なる才能で世界を幻惑させ続けている真のアーティストだ。こうして、21世紀のモダンカルチャーの 頂点が溶け合って<ファイア>が誕生、女性の美の完成形が、エンタテインメントの歴史に華やかに刻まれた。 |
CAST & STAFF
監督:ブルノ・ユラン 音楽:ミルウェイズ、デイヴィッド・リンチ『エレファント・マン』他 |
『ファイアbyルブタン』 |
『ファイアbyルブタン』 |