INTRODUCTION
『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』の 心にやさしい明かりを灯す感動作『しあわせのパン』と、第38回モントリオール世界映画祭特別招待作品となった『ぶどうのなみだ』で、日本はもちろん世界でも高く評価されている三島有紀子監督。前作、前々作で食と人をテーマにしてきた三島監督が、今度は着ることと生きることの切っても切れない関係を、温かさの中にも厳しさと切なさを込めた眼差しで描く、最新作が完成した。 「いつか仕立て屋の映画を作りたい」と願ってきた三島監督が、池辺葵の大人気コミック「繕い裁つ人」(講談社「ハツキス」連載)と運命的に出逢った。「主人公の南市江がミシンを踏む横顔が頭から離れなくなり、市江の生き様に強烈に寄り添いたくなった」と語る三島監督の強い想いのもと、「衣」というテーマと仕事に生きる女性のスピリットが融合した、唯一無二の世界観の実写映画化が実現した。 |
STORY
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南洋裁店へようこそ。 町の仕立て屋「南洋裁店」。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ 2代目の店主・市江。彼女が古びたミシンで作るオーダーメイド服は大人気。 しかし職人スタイルを貫くため量産は出来ず、百貨店の営業、藤井(三浦貴大) からのブランド化の依頼も断り続ける。なじみの客たちは、ここで仕立てた服と共に 年を重ね人生を彩る。市江はその人だけの服を繕う日々で十分だったが――。 |
CAST & STAFF
監督:三島有紀子『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』 |
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『繕い裁つ人』特製マスキングテープ5名様にプレゼント
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あなたの〝人生を変える一着〟を仕立てます。 |
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『繕い裁つ人』 |