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◆ダイヤモンドブログ 最新映画情報―TAJOMARU―

TAJOMARU完成報告記者会見

TAJOMARU完成報告記者会見 質疑応答

TAJOMARU主演小栗旬の写真
TAJOMARU柴本幸の写真
TAJOMARUやべきょうすけの写真

Q.「今回の宣伝のキャッチコピーが”絶対女を捨てない”ってキャッチコピーになってるんですが、キャストのみなさまの捨てれないものは何ですか?」

小栗旬: 「僕基本的に物捨てれないので、家の中が物だらけになっちゃってるんですけど 本当に捨てれないものは、自分自身であるということですかね。 そういうのを曲げてまで生きていたくはないと思います。」

柴本幸: 「こんなお答えされた後に何て言えばいいのか分からないんですけど、どうだろう。 ちょっと違いますけど、人の想いが凄く大切なので、頂いた手紙っていうのは大体捨てれないですね。箱がいくつもあってほとんどの手紙をとってあります。」

田中圭: 「僕もお便りが捨てれなかったので…捨てられないもの?僕の捨てれないものはアレですよ、いっぱいあります(笑)
最近捨てなきゃなと思ってるのは、体洗うタオルがそろそろボロボロなんで変えなきゃなと思ってます。ただ、愛着があるものでなかなか捨てれないかなって。」

やべきょうすけ: 「ライバル圭くんの後なんで、どっちの方に行けばいいのかなとちょっと悩んだりもしたんですけど。 まぁ普通に言ってやはり人の気持ちとかですね、汲んでそれに答えることが出来ないこともあると思うんですけど、やはり感謝する気持ちだとか捨てようとも思わないので。この答えが正しいかどうかは分かりませんけど。 あとは捨てられなかったという意味で、今日朝早かったんでゴミを出さなかった事が非常に気になります。(笑)」

松方弘樹: 「非常に難しい質問だと思うんですね。 僕自身この業界しか知らずに気が付いたら50年近くやらしてもらってます。 中にはとっても素敵なプロデューサーがいたり、沢山の共演者がいたり、自分を捨てなければいけない時とかもあるのですけれど、僕の捨てきれないのは自分自身なんですね。 やっぱりこの世の中生きていくために結構自分を曲げて少し自分で折れながらというのがあるとは思うのですけど、やっぱり俳優業をやってる限りは、やっぱり自分を主張して生きていきたいと。」

TAJOMARU出演者松方弘樹・小栗旬・田中圭の写真

Q.「立ち回りのシーンがありましたが、それぞれどんな印象だったか教えてください。」

小栗旬: 「松方さんにはスピードについていくのがやっとでした。刀を持つという時点のレベルから大分違うので。 だけどあの日一日で自分の中で凄い成長できた気がして、色んな事教えてもらいましたし。 自分が思ってた『立ち回り』というものと全然違う所に刀を振るっていうのもあるだなということも知りましたし。 それを踏まえて圭くんと一緒に出来たのでもう少し、最初の時点に多襄丸として参加したときよりは見せ方、それから動き方というものが出来るようになってたんじゃないかと思います。 でも圭くんは自分の直の後輩なんで演技上手くやれてよかったと思います。」

田中圭:「最後の立ち回りの時の相手は旬くんなんだけど、なかなか正直この映画に入って自分がこの世界に入った時からずっと追い続けなければいけない人だし、目標としてありつづける先輩で、共演するのも5年ぶりくらいなんですよ。 なので、最初は本当に委縮してですね、なかなか自分の頭の中で思ってるようなことがいざ現場に行ったら出来なかったりとか苦しんだんですけど、みんなでご飯食べて、お酒を飲むのが多くて、僕はお酒にすごい弱いので酔っぱらって、旬くんが”お前も芝居の時もそんくらいかかってこいよ!”って良い意味に煽ってくれてて、でもなかなか行ききれてなくて。 最後の立ちまわりは最終日だったんですけど、遅いですけど、最後思いきりやりたいと思います、というかやらせてもらいます、というか先輩っていうのを忘れて桜丸としてかかっていけたかなと思っているので。」

TAJOMARU主演小栗旬の写真

Q.「今日の髪型と浴衣姿がすごく修行僧のように見えますけど」

小栗旬: 今撮影しているドラマの役柄のイメージがそのような感じなんですよ。

Q.「この映画に出て、役者としての心境の変化とか新しいものを見つけたってありましたか?」

小栗旬: 「そうですね、去年から今年にかけて参加している作品が意外と時代劇も多くて今ある自分では到底届くことは出来ないものがこの世界には山ほどあるんだなってことを 知れただけでもまた次のステップが出来たかなと思っています。」

TAJOMARU中村監督写真

Q.「今回この撮影にあたって監督の中でどういう命の尊厳の葛藤があり、それがどのように撮影に活かされていましたか」

中野監督: 「深い質問ですね。自分で物を作る時の思想としてはあくまでも人を殺すっていうことを軽く扱いたくないと今でも思っていますけど。 これはまた物語の中の不条理な、殺したくて誰も殺してないというか、こういう物語において映画には必ず死ぬシーンがいっぱいあると思うんですけど、僕が昔言ってたのはそれを要するにヒーローがカッコよくなってしまったら、子供は勘違いしてしまう。 この場合は切りたくて切ってるわけではなくて、多襄丸の場合は。それが修羅になってるということですね。


多襄丸はヒーローというわけではありません。 命に関してですが映画やテレビ番組で人を殺しちゃいけないというセリフは一回もないです。 ニュースでも人を殺しちゃいけませんねっていうコメントは誰も言ってない。 たまに言うと子供は人を殺しちゃいけないんだなって分かるということを言いたかったというのをかつてしゃべった事だと思います。」

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