Q.「多襄丸を小栗さん自身どういう性格にとらえましたか?」
小栗旬: 「とにかくテーマとして、この人はなぜ生き続けていくのだろうかってことをずっと考えて役作りをしていきました。今の僕らでは想像しがたい世界の中で格式高い家柄の次男として生まれた彼の歩むべき道というものを失ってまでも生きもがいていく、 なぜそれができたのだろうかということをずっと考えながらこのキャラクターを作っていきました。」
Q.「やはり難しかったですか?」
小栗旬: 「そうですね。まぁ色々他の方、周りの共演者の方の力を頂いたりしながら進めていけたので、苦労というよりは刺激のほうが強かったですね。」
Q.「阿古という役も理解するのが大変だったと思いますが」
柴本幸: 「ひとつひとつ理解していると足りないくらい、メンタル面としてもハードなキャラクターなのでその場にいて共演者の方々に助けていただきながら進めていったという感じです。」
Q.「桜丸は性格の起伏という部分を演技で表現しなければいけないということで大変だったと思うんですけど、ご自分的にはどういう風に挑みましたか?」
田中圭: 「最初は桜丸が拾ってもらった恩があるのに自分の欲を満たす、恩を仇で返すような…そういう気持ち・行動自体が僕には理解が出来なくて 何でそういうことを思ったんだろうとか、そういうことを考えながら取りあえず一番最初に本を読んで 山本プロデューサーや監督から時代背景だったりとか聞きながら、ワンシーンワンシーン桜丸について考えながらやってったって感じでしたね。」
Q.「現場はどんな感じでしたか?」
やべきょうすけ: 「そうですね、まず盗賊なので、当然盗賊になった事ありませんから、 どういうイメージでいったらいいのか、仲間である道兼一派の山口さんや、綾野さんや須賀くんとですね、色々こう話をしながら 取りあえず『盗賊って飲むんじゃね』という話になり、普段もインする前から話をしてですね、 役作りの話をしてるのかなんか世間話をしてるのかよくわからないんですけどとにかく色々な話をして、僕らの思う盗賊の在り方を形にしてみました。
更に小栗君が、多襄丸として入ってくるっていう部分でも撮影現場はもちろんそうですけど体張ってですね、気持ちを張り詰めていってたのでそういう姿を見てると自然と普段でも 頭と呼びたいなという風に思えてきましたね。
ただとにかく役作りとはいえ、僕がお酒がすごく好きな人間ではないので、それでも頑張って飲んでましたって感じです。 まぁそういった形で楽しく厳しくやってたなという覚えがありますね。」
Q.「やべさんの話を横でずっと小栗さんがにやにやして聞いてましたけれども、 実際どうでしたか?撮影現場は?」
小栗旬: 「いやー皆さんよく飲まれてましたねー。僕は全然飲まなかったですけど(笑)ハイ。」
やべきょうすけ: 「嘘ばっかりでしょあなた!(笑)そういうこと言うからまた汗いっぱいかいてどこまでしゃべっていいんだろうと思いながら…。」
小栗旬: 「何回昼は盗賊、夜は宴会になったかわからないよね。」
やべきょうすけ: 「まぁでもみんな楽しんで見てたんでまぁこれでいいのかなって。監督がOKしてくれればOKでしょみたいな感じでした。」
Q.「今回小栗旬さんと戦うシーンがあって新生多襄丸の小栗さんと共演されてどんな感想をお持ちですか?」
松方弘樹: 「その前に今皆さん結構嘘ばっかりです(笑) あの僕はご覧の通り、あまり出番が多くないですから、 この撮影は広島の弥勒の里という所でずっとやってまして、 僕が居たのは一週間足らずですけど、毎日宴会でした!(笑) ちなみに隣に座っている圭くんなんかは酔っぱらってるところしか見たことないです!(笑) そんな状況で撮影はやっておりました。
ただ現場は非常に寒くて大変な現場でした。 ご質問の旬くんに対してですけども、最近テレビが幅をきかせてるものですから、結構いい子が多いです。
旬くんの一番いい所は、非常に不良感性が豊か。 悲しいかな、悔しいなと思う所は手足が長い、顔がちっちゃい。 僕だって僕の時代は、まぁいい男だったんですよ。
だけど世の中変わったなぁ、しみじみ思ってうらやましい限りで撮影終わりました。 その後も今、NHKの天地人でご一緒させてもらってて、なかなかあの大変なセリフをよく覚えてきてんなぁ、若いって良いなぁ、しみじみ思う今日この頃です。」
Q.撮影中に涙を流したと噂を聞いたのですが、実際今回の撮影現場ってどんな思い出が残りましたか?
中野監督: 「だいぶ編集でカットされているんですけども、小栗旬が泣いているシーンも沢山あるし、幸ちゃんが泣いているシーンも沢山現場では撮影していたんですよ。 泣くということに対して撮影を一回で済ましてあげた方が勿論いいので、カメラ3台使ったりしてたんですけども、カメラマンがいない時がたまにありまして、僕もカメラ覗いてたんですね、丁度沼の中で旬くんが刀を上手く抜くところは見てて泣いてしまいましたね。 あのシーンが撮影一番緊張していたというか、ここさえ上手くいけばと思っていたものですからまぁ本当に寒いのに本当みんな頑張ってくれましたね。 出来ればみなさんにお手をお借りして役者さんに拍手して頂けたらと思います。」 (拍手)
Q.「何故今多襄丸を作ろうと思ったのでしょうか?」
山本プロデューサー:「遡りまして『カリギュラ』という舞台があって、その切符が一日で全部売り切れてしまうほど好評という噂を聞いて、僕も舞台を見に行ったんですが、『何で小栗の舞台は人気があるのかな』と思いながら、大阪まで舞台見に行ったんですね。 で、いや流石迫真の演技で僕も甚だ雷に打たれたような気分になったんですけど。 会場に電気がついて帰る時間になったとき、出ていこうとしたら、僕の席はちょうど真ん中辺りだったのですが、通路に女性が泣いちゃってもう失神状態で動かないんですね。右を見ても左を見てもその様な状態で…。
このカミューの世界ですから、そのニヒリズムっていうか虚偽に打たれてみたいなことをそんなに深く理解してこの人たちが泣いてるのかなっという風に考えたんですけども、それよりもっと違うもので何か、小栗のなんか演技力っていうか、芝居の強さってものに打たれてみんな泣いているのかなと。 5、6分くらいそこで立ってて考えて、その時に出たアイディアが、何とかこういう芝居の力で押すような映画を作れないのかと。
役者が持ってる、芝居をする力、ここに来ていただいている役者さんはそういうものを十二分に力を貯えてらっしゃる方々をお願いしてですね、何かその、お芝居の力で見てもらえるような映画を作りたいというのがあり、僕は黒澤さんの作品の中でも一番大好きな羅生門の原作になった芥川の「藪の中」ってのがずっと頭の中にありましたので、黒澤さんの羅生門のような作品を僕なんかが作れませんから、いわゆる芝居の力を見せられるような藪の中を多襄丸というメインキャラクターに 託して作ろうと、そういう趣旨で始めたんです。」
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