Q.出演の経緯について教えてください
チャニング・テイタム(以下チャニング): 電話で出演依頼があり、僕はスネークアイズを希望したんだ。でもすでに決まっていて、その人は格闘の達人だった。それならデュークがいいと話し合ったんだ。だけど僕もデュークのファンだから不安もあったね。
シエナ・ミラー(以下シエナ): 脚本が送られてきたの。こういう映画は経験がなくて、スケジュールも運よく空いていたから。脚本はすばらしいし、登場人物も魅力的。大作アクションと聞いてワクワクしたわ。
Q.出演する前から原作のファンでしたか?
シエナ: 正直言ってあまり知らなかったの。私はイギリス出身なんだけど、イギリスでは呼び方も違うの。それに男の子向けだし…女の子は知ってる子はあまりいないんじゃないかしら。でも今は好きよ(笑)
チャニング: 僕は男の子だから知っていたし、欠かさず観ていたよ。
Q.デュークとバロネスはどんな人物か教えてください
シエナ: バロネスは悪役キャラクターね。複雑な部分もあるんだけど、彼女の基本的な動機は復讐にあるの。
チャニング: デュークにとって本作は前章のような物語だ。彼がリーダーであることはアニメなどでみんな知っている。でも今回はそれ以前の彼らの物語が描かれるんだ。そしてどのようにチームになったのかが分かる。デュークとリップコードがどのようにG.I.ジョーに入隊したのかも…
Q.大迫力のアクションが満載ですが事前の準備は大変でしたか?
チャニング: 大変だったのは彼女だよ。僕はスネークアイズとの大きな格闘が1回だけ。それ以外はほとんど銃だ。
シエナ: 私は6週間、格闘トレーニングの手ほどきを受けて、スカーレット役のレイチェルと訓練もしたの。 かなり激しく見ごたえあるガールファイトよ。是非注目してほしいわ!
Q. スティーブン・ソマーズ監督の印象を教えてください
チャニング: 1億7千万ドルのセットで遊ぶ子供といった感じだったよ。爆発は派手にやらないと物足りないんだ。“もっと もっと!”と楽しそうな子供みたいだった(笑)
シエナ: 現場の中で最も才能と熱意が溢れていたわ。モニターを見ながら、アクションシーンに夢中なの。このジャンルには誰よりも詳しく、ビジョンも明確だったわ。彼は実績ある監督だからとても信頼しているわ。
Q. プラハでの撮影はいかがでしたか?
チャニング: プラハは初めてだったけど滞在したホテルが素晴らしかった。
シエナ: 映画のロケ地には最高だったわ。欧州の建築美を感じられた。 作品の舞台にしたことで世界観が広がったと思う。
Q.共演者のマーロンやレイチェルの印象を聞かせてください
チャニング: マーロンほど面白い人間には会ったことなかったよ。彼は今回は“人を笑わす演技はしない”と言ってたけど、やっぱり笑っちゃうんだ。これはどうしようもないね(笑)。レイチェルは本当に魅力的な女性だよ。スカーレット役に最適だ。コロンビア大卒の才女だしね。
シエナ: 私はイ・ビョンホンとのシーンが多かったわ。彼はすばらしい俳優よ。悪役とのシーンは楽しいわ。ただ普段は仲が良いのよ。
Q. ファンはどう感じると思いますか?そしてファン以外もどう感じますか?
チャニング: 僕らはコアなファンに向けていくつかお楽しみを入れたよ。“カンフーグリップ”などのネタを使ってる。実際に観ればそうしたネタに気づくと思うからよく注意していてほしいね!
シエナ: ファンは満足すると思うし、私を含めた初めて「G.I.ジョー」に触れる方々も魅力ある登場人物やCG満載の娯楽作として楽しめると思うわ!
Q.原作のことは以前からご存知でしたか?
マーロン・ウェイアンズ(以下マーロン): 「G.I.ジョー」を知らない人はいないだろう。スネークアイズにストームシャドー…、歌だって覚えてるよ。子供のころは貧しくて人形を買えなかったんだ。でも友だちのものを見て興奮したね。
レイチェル・ニコルズ(以下レイチェル): 私の弟がものすごくハマっていたわ。私もよくその遊びに引きずり込まれたものよ。
Q.演じた役について教えてください。
マーロン: リップコードというキャラクターは、単純に飛ぶのが大好きなヒコーキ野郎だったんだ。そしてあまり物事を深く考えない。でもG.I.ジョーに加入して幅広い任務を求められるうちに、ヒーローらしくなっていく…そんな彼の成長が好きだね。
レイチェル: スカーレットは子供時代を施設で過ごしたの。それから、ホーク司令官が引き取って父親代わりになって、仲間の男性陣のことはずっと兄弟のように思ってきた。でも映画ではその関係に変化が起こるの。リップコードがちょっかいを出すけど彼女は関心がないのよ。
Q.役作りでは何か特別な訓練をしましたか?
マーロン: 格闘や銃の訓練にウェイトトレーニング…、どれも極上のトレーニングをしたよ。本当に諜報員にでもなった気分さ。銃の持ち方や、物陰から敵を見る際どうすれば撃たれないかとか、いろいろな知識を学べてすごく良かったよ。
レイチェル: 格闘したり、武器も使うから訓練は長かったわ。扱いに慣れておかないとリアルな演技ができないから、その道で最高のプロを雇い彼らから学んでいったの。トレーニングにはかなり時間と労力を費やしたわ。
Q.衣装がカッコイイですよね。着心地はいかがでたか?
マーロン: とにかく動きにくくて腕なんか上がらないんだ。体がねじれるわ、手足は腫れるわ、顔が膨らむわ…僕にとっては地獄のスーツだったよ(笑)
レイチェル: 着心地はともかくカッコいいのは確かね!
マーロン: こう言われるなら男は何でもやるよ(笑)
Q.スティーヴン(・ソマーズ監督)はいかがでしたか?
レイチェル: 監督は情熱とエネルギーを持った人よ。これだけファンの多い名作を監督するには、その挑戦を心から楽しめて意欲あふれる人でないとね。スティ-ヴンは現場ではいつも楽しそうだったわ。それが周りにもいい影響を与えていたわ。
マーロン: 彼はいつも興奮していたよ!モニターを見ながら、子犬みたいな顔をしているんだ(笑)。本当にすばらしい監督だよ。
Q.主演のチャニング(・テイタム)は大抜擢でしたね。
マーロン: チャニングとの共演は最高に楽しかったよ。見た目はタフだけど、内面はとても優しいんだ。トレーニングもいつも一緒だったし、素晴らしい仕事ができた。もう兄弟同然という感じさ。
レイチェル: 私と彼はNYの演技教室で知り合って以来の付き合いよ。彼の成長ぶりにはすごいものがあったわ。とても優しい人だけど、人に打ち勝つ強さもある人よ。
Q.本作の見どころを教えてください。
マーロン: この作品にはとにかくすべてが詰まっているんだ。大規模なアクションにユーモアとロマンス…スリルあふれる展開で、CGは想像を遥かに超えているよ。そして何より楽しめるのが各キャラクターの活躍だね。僕は予告編を見て “こんなにスゴイ映画に自分が出ているの?"と目を疑ったよ(笑)
レイチェル: 見どころは何といっても、エッフェル塔崩壊シーンね。あんな映像は見たことがないわ。予告編だけでも他にもすごい映像がたくさんあるの。息もつかないシーンの連続で絶対にみんな満足するわ。
Q.本作でハリウッド映画デビューされましたが、ハリウッドの撮影方法はいかがでしたか?
イ・ビョンホン: 韓国での撮影は、俳優やスタッフの生活は不規則になりがちです。徹夜になることも多いですし、休みが決められていなくて、不規則な日々が続きます。一方、ハリウッドでは時間を厳格に守って撮影されます。集合時間と終了時間が定められていて、土日にはきっちり休みをとります。会社員の生活とあまり変わらなかったですね。そういったところはとても合理的だと思いました。自分の時間も確保きるのでよかったですね。でも、あと少しでシーンを撮り終えるという時でも、時間が足りなくて撮れない場合があるのですが、そういう時には一長一短だと感じました。
Q.どのような役作りをされましたか?
イ・ビョンホン: 「忍者」特有の動きを意識し、気を遣って演じました。忍者として手裏剣や刀を使う時に手慣れた感じを見せる必要がありましたからね。体を鍛えて、忍者の目つきや眼差しを研究しました。歩き方にも結構気を使いましたね。演技の参考にするために、忍者が出てくる昔の日本映画を、日本にいる友達に送ってもらいました。しかし 「忍者」はご存知のように日本の文化なので、韓国人俳優である私が、完璧に理解して演じきったのかは今でも分かりません。ただ、この映画は“未来志向型”の作品です。アクションシーンもたくさんありますし。そういった点で正統派の忍者にそれほどこだわる必要はありませんでした。そのように大目に見てください(笑)
Q.撮影中大変だったことを教えて下さい。
イ・ビョンホン: 3カ月間、アメリカで撮影をしました。最後の方でストームシャドー(イ・ビョンホン)とスネークアイズ(レイ・パーク)が戦うシーンがあります。ストームシャドーが上着を脱いで戦うんです。そこで鍛えあげられた肉体を見せるために、トレーナーをつけて3カ月間体を作りました。アメリカ生活そのものも大変でしたね。ホームシックにもなりましたし、同じパターンの生活を繰り返すのもつらかったです。撮影以外の時間も毎日欠かすことなくアクションシーンの練習とトレーニングをしていました。食べたいものも食べられず、お酒も飲めませんでした。あれは大変でしたね。
Q.印象に残っている共演者は誰ですか?
イ・ビョンホン: 周りはハリウッド俳優ばかりで、彼らはすでに面識もありましたし、皆さん明るい性格ですぐに打ち解けて仲良くなっていましたが、私は最初、彼らの英語が聞き取れませんでした。なので、彼らの会話に入っても自分は聞き取れないと思い、会話に加わるのは遠慮していたんです。そうしたら、やがて「東洋から生意気なキッズが来た」というウワサが広まっていると聞いて(笑) でも、時間の経過と共に皆と仲良くなりました。中でも、マーロン・ウェイアンズはとても楽しい友人です。もちろん最初のうち彼とは言語の壁がありましたが、撮影の後半には友達になっていました。撮影終了後でも、私がロサンゼルスに行った時には彼に会って、食事をしたりお酒を飲んだりしています。
Q.日本のファンへのメッセージをお願いします。
イ・ビョンホン: 8月7日公開の『G.I.ジョー』。この映画はポップコーンを食べながら楽しめる、「ポップコーン映画」と呼べる映画です。家族と楽しい時間を過ごすには最高な映画だと思います。ぜひ映画館に来て観てください。
◆映画試写会・イベント招待券などのプレゼント情報をいち早くGET!
◆プレゼント応募時に必要事項の入力省略が可能
◆お気に入りのブロガー情報をいち早くGETできるかも
その他楽しいイベント企画中。
情報を見逃さないように今すぐ
会員登録!
8月7日(金)丸の内ルーブル他全国ロードショー
(C)2009 by Paramount Pictures. All Rights Reserved. 配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
韓国No.1の有名プロデューサーによる逆輸入グループCHERRSEEが、第二弾シングル『白いシャツ』をリリース!デビューシングル『Mystery』とは雰囲気の違った今回のセカンドシングルでは、彼女たちの大人っぽい魅力にも出会える。 そんなCHERRSEEに、ニューシングル『白いシャツ』の魅力や制作の裏側などを聞いてみた。まだ、あどけなさの残る彼女たちの可愛らしい一面が垣間見えたインタビューを一挙大公開!
銀座に法律事務所を開設し、相続、離婚、男女トラブル、企業法務・事業経営などを中心に、多岐に渡る事案を扱っている弁護士の竹森現紗さん。大病を乗り越えながらも、女性の法律家として意欲的に活動されています。弁護士になったきっかけ、弁護士としての想い、12月に発行された著書のことなどいろいろなお話を伺いました。
今年でデビュー20年のキャリアを誇る女子プロレス界のスター、高橋奈七永選手。自ら代表を務める新団体『SEAdLINNNG』(シードリング)を立ち上げて、8月26日に豪華なスター選手を揃えたファーストマッチを行います。パッション溢れるプロレスラー人生、そして生まれ変わった高橋選手の夢まで、熱いお話をお伺いしました!