PartⅠは仕事が忙しくて見に行こうと思ってた時には終わっていて、もったいないことしたなぁ～と思っ ていたんです。ジョン・ウー監督の作品は香港映画「男たちの挽歌」の時から好きで、ハリウッドに行って からもよく見ているんです。やっぱり今回も白いハトが出てくるのか、と思って見ています。ジョン・ウー 監督の作品は毎回必ず白いハトが出てくるんですよね。PartⅠ見なくても三国志は日本人も知っている歴 史的な出来事でもあるので、１本目を知らなくても赤壁の合戦の事は普通に皆さん知っていることだろうし、 漫画でもやっているのでPartⅠを見ていなくても楽しめますよね。 また、大人向けの映画ですね。テンポの速さ、カメラアングルと短い所で夫婦愛、友情といった人間味を上 手く取り入れてあって、うまいなぁ～と感心しているところです。アクションだけでなく、その中にもちゃ んとエッセンスが入っているんですね。ワイヤーアクションも良いんですけど、最後にちゃんと奥さんを抱 きとめたりと単なる血みどろな戦いの映画ではないというのが感じられますよね。

ジョン・ウー監督の作品にはCGもありますけど、特に人海戦術が凄くてあれだけの兵隊をかり出したり、 スケールの大きさが違いますよね。また演出が上手で素晴らしい作品を作り出してくれている。日本人も 映画に対する愛情、芸術性、一文化として日本政府も協力して日本の歴史に目を向けスケールの大きいも のを作って欲しい。人を殺してはいけない、反目してはいけない、話せば分かるとか色々メッセージがあ ると思うのですが、『義』『義理人情』というのも理解してもらえる映画ではないかと思います。また我 々日本の俳優、監督、製作者達もこういったメッセージを伝えられる映画が作れるように頑張っていきた いと思います。この映画を見てますます励みになりました。