思えば、50数年前にアメリカから一時帰国して、東京の少林寺流拳行館空手道総本部道場で指導しているときに、
はるばる、南アメリカのベネズエラから、本格的な空手道を学びに帰ってきましたと再入門しますので、宜しくご指導の程お願いいたしますと、
当時の練習は、無論毎日で,土曜、日曜も休みなく熱心に稽古して、東京の拳行館総本部道場には誰よりも早く来て、最後まで稽古し、特に組手・試合―指導法の研究に工夫修練していた事を思い出します~
その後、毎年数人の指導者と選手をベネズエラから連れて、東京の拳行館総本部道場で、合宿、本部道場生と一緒に稽古・試合して、相互に目覚ましい技術の向上が見られ、短期間で驚くほど、組手が強くなり、黒帯の生徒達と互角に戦えるレベルに達し、日本国内での硬式コンタクト空手道の大会にも出場し活躍したことを覚えています。
南米・ベネズエラで開催された“ パン・アメリカン・ゲーム”に、“第六回インターナショナル硬式空手道チャンピオンシツプー‘83を、同時に開催、生誕シモン・ボリバアーを記念して、盛大に開催された大会では、―日本から、江里口栄一師範、全日本空手道連盟、理事長、世界空手道連合,事務総長、久高正之空観範士九段、全日本空手道連盟、テクニカル・デイレクター、世界空手道連合テクニカル・アドバイザー、宮崎武親選手、吉沢亨選手、久高寛司選手、池田守道選手、酒井道雄選手、酒井和彦選手、-カナダから、ウェイン・ダニバン,拳豪五段、ダグラス・ロバ-ト、ノーマン・ウェナー、修士三段、ジョウジ・マノリ、修士三段、
―オランダから、高橋康夫、拳士四段、今野伸明、修士三段、―オーストラリアから、DR.ローレンス・バニカーク、錬士六段、スコット・ブラウン,拳士四段、リチャヤード・ブライアン、拳士四段、―アメリカから、米塚義定、錬士六段、椎名清、錬士六段、ジョン・ガデイ、拳士四段、メガ・マルテイネス、拳士四段、等など、世界トップレベルの師範、選手達が、参加出場した、南アメリカでの初の国際硬式空手道選手権大会を、師範田辺邦男、教士七段が、大成功裡に開催した。これを機に、世界五大陸に硬式コンタクト空手道を大いに普及発展させた彼の功績と貢献に、深く敬意を表し感謝いたします。心よりご冥福をお祈りいたします。合掌
総師範DR.久高正之空観 拳聖十段
王家の手 琉球源流―少林寺流拳行館空手道総本部
空手道大学
世界硬式空手道連盟 創始者
全日本硬式空手道連盟 創始者