親知らず除去ダイエット
パートタイム教授、奥田健次です( ´ ▽ ` )ノ
本日、地元の歯科医院で残り1つの親知らずを取ってもらうんです(>_<)
上あごの2つは宝塚にいた頃ですが、簡単に取ってもらえました。だから、下あごの親知らずも簡単に取れるんだろうと思って、同じ病院に行ったのは20代前半の頃のこと。
そしたらね、歯科医がいくら引っ張っても抜けない、ビクともしないのです。
で、散々あれこれ格闘した挙げ句、「もう限界!」だと仰る。
千代の富士かよ( ̄▽ ̄;)
「うちのような歯科では取れへんわ〜、口腔外科を紹介するから、明日、行ってみて」
「はひぃ、分かりました(最初から紹介してよ)」(涙)
そこまでは良かったのです。ところが、家に帰ってから麻酔が切れてきて顔がどんどん腫れ上がるんですよ。北斗神拳の秘孔を付かれたのかねチミは、というほどに。無茶苦茶、熱くて痛くて、呼吸をする度に「ひぃー、ひぃー」と声が出て一睡も出来ませんでした。そんだけ格闘したんだから、そりゃ麻酔が切れたら痛いわな。
で、翌朝「ひぃーひぃー」言いながら大病院の口腔外科へ。
また局所麻酔して、歯茎をメスで切ってペンチで抜こうとしても抜けない。最後の手段なのか、医師が取り出したのは、なんとノミと木槌ですよ(そりゃ、高度な医療機器じゃないじゃん、高校の美術部にあるやつじゃん)。
それで、口を大きく開けさせられて、親知らずをコーンコーンと打ち付けるわけです。頭にどれくらい衝撃を感じたことか。コーン、コーン、コーン、コーン、コーン・・・・。痛いわ、怖いわ。
おれ、口の中をノミと木槌でコンコンされたんですよ。頭をコンコンされても怪我をするのに。口の中ですよ。しかも、前の日にそうとう痛んでいる場所。
叩かれながら「おれは彫刻か!」と泣いていました(T_T)
その頃は無かったのかもですが、頭の下にテンピュール枕くらい敷いといてもらいたかったわ。
それで、まあ歯はいくつかに砕いて取れましたが。
その日から、顔の腫れ上がり具合は半端ない。顔のサイズが売り出し中の芸人「キンタロー。」くらいのバランスにまででかくなっちまいました。キンタロー。なら叫ぶはずです。親知らずのことは嫌いでも、他の歯のことは嫌いにならないで下さい! オヤシラズゲット。
歯茎は1針か2針、糸で縫われているし。
食事はそこから5日ほど、おかゆしか食べれませんでした。あ、おじやも食べたか。おかゆとおじやのオンパレードだったわけです。歯茎に縫われている糸は、やたらと気になるし。
こんなんで、下あごの親知らずは、上のとは違って「医者知らず患者知らず」の強敵だと言うことが術後にわかったわけです。「あの辛さは二度とやだ、きっと出産の次に痛いはず、いや出産よりも痛いのかもしれん」と比べようのないことを考えて、「もういいや、最後の1個はこのまま焼き場まで残しておこう」と決めていました。
でもね。気にはなっていたんですよ。
何がって。
「奇数はやだな、偶数がええな」と。
「バランス、悪ィな」と。
右側ばかり1個分の重みがあって肩こりの原因になっているかもな。
でも、あの苦しみは二度と味わいたくないし。
でも、最初から口腔外科的な手術方法でやってもらったら大丈夫なのかな。
4、5日まとまって休みが取れたら思い切ってお願いしてみようかな。結果、この十数年、そんな4、5日のまとまった休みなんか1回もありませんでしたよ。
軽井沢に来てから、歯の定期クリーニングの際に歯科助手さんが「昔と違って、もっと簡単に取れますよ」との励まし言葉。「ほんまかいな、おれのカルシウムパワーの歯は半端ねえと思うけど」と。でも、「大丈夫です」と。
素直に「じゃあ、当日は涙ポロポロとウミガメ状態になるけどお願いします」。
ってことで、まさにこれからラス1を取ってもらいに行くのです。
間違いなく言えることは、これはね、ダイエットになります。奥歯1個分の体重減が見込めます。絶対に痩せることができますよ。ハイ、物理的にね。
だから、痩せて帰ってきます。その代わり、顔はキンタロー。くらいのバランスになってると思います。おたふく風邪になった幼少の頃を彷彿するんでしょう。
ほんまは逃げ出したいんやけどね。
浅間山が噴火して溶岩に飲み込まれ、おれが化石になった頃に「なんじゃこの平成原人、下あごの歯だけ1本多いぞ」と発掘されるのも癪なので、いざラス1とオサラバしにでかけます。
奥田健次
頑張ってくださいp(^^)q
衣着せる歯自体なくなりますね。なんて。。。
私は怖くて絶対ムリです(T_T)